2020-03-28 読んだ方が良い本 その11 「反応しない練習」草薙龍瞬 日々の業務お疲れ様です。 こちらもYoutubeのまこなり社長が紹介していた本になります。 いいなあという本を即ポチする癖が直りません。ついつい反応してしまうので この本を読んで、なるべく反応しないように気をつけます…。 話変わって、こちらの本は一言でいうと、悩みは消すことが出来るという考え方です。 ベースは仏教のブッダの教えをベースにしています。ただ、宗教本というわけではなく ブッダの教えの本質の部分を紹介してくれる本になっています。 仕事や人間関係、家族のことだったり、悩みは何かしらあると思います。 悩みが発生する理由は、「ムダな判断をしすぎている」からだと本では言っています。 つまり、しなくてもよい判断をしているがために、判断することに捉われてしまい しまいに判断できないものが出てきてそれが悩みの種になり苦しんでしまう。 悩みの原因、それは一言でいうと「喜び(快)を求めてやまない、"求める心"」です。 欲求と言った方がわかりやすいかもしれません。人の欲求は「生存欲・睡眠欲・食欲・性欲・怠惰欲・感楽欲(音や視覚による快楽)・承認欲」といった7つの欲があります。これが満たされれば人は"快"を感じ、満たされなければ不満が生じる。 基本的に人の心は「快/不快」の二択です。人は際限なく心は求め続けるので、その心に いちいち反応すること=ムダな判断をしているということです。ちょっと難しいかもしれませんが、 人は無意識のうちに反応します。それを意識できるかどうかでムダな反応を無くすこと が出来ます。 現代人で特に不足しているのが、「承認欲」です。誰かに認められたい、という欲求から他者の目ばかり意識してしまい、それが嫉妬や劣等感に苛まれてしまいます。なので、自分は承認欲があるということを理解した方がよいです。あるということを理解していれば、今までの嫉妬や劣等感はあまり意味のないものだということがわかります。 一通り読んで思ったことは、「無駄に反応しまくっていたなあ」ということです。 特に人間関係は反応しやすく、不快に思うことも多いと思います。人間関係で悩んでいる方、なんとなく疲れている方は、その理由がわかるかもしれません。ぜひ読んでみてください。 [http:// :title]