チャソすけのすすめ

37歳元パチンコ店副店長です。業界内の話や転職活動、副業、読書等様々な話題について独り言を書きまくります♪

読んだ方が良い本 その9 「人蕩し術」② 無能唱元

の続きになります。正直①を読まなくても読み進めることが出来ます。                     

前回の最後に紹介した「魅は与によって生じ、求によって滅す」
  1. ですが、直訳すると、魅力は「与えること」によって発生し、

    「求めること」によって消えていく。つまり、人間の魅力は

    「与える」ことでどんどん増えていくということです。

     

    具体的に何を与えればよいか?一番手っ取り早くわかりやすいのが、

    お金です。お金をくれる人を魅力が無い等と思うわけがありません。

    お金を与えることで、与えた人の魅力が高まるのは間違いないです。

    しかしながら、常にお金を与え続けるわけにもいきません。そこで

    お金を使わずに人に与え続けられるものがあります。

    それは、「自己重要感」です。「自分は重要な存在である」という自己認識です。

    言い換えると、他の人より優れている・価値がある存在であると認識することです。

    自己重要感を高める為の手段として、色々ありますが…

  2. ・承認すること

    ・ほめること

    ・感謝すること

    ・存在を認めること

    ・相手の話を傾聴すること

    などなど。お金を与えていなくても、日々のコミュニケーションで相手を

    尊重し、しっかりと承認していけば、だんだんその人の魅力は高まり、

    相手がついていこう、力になろうとしてくれます。魅力がなければ、

    心から力になろうとは思わないでしょう。

    ※補足:似ている言葉で「自己肯定感」がありますが、一部あってますが

    違うものです。自己肯定感は単純に「自分存在していてよかった」なので!

    もっと言えば、「人は周りに認められたい」という承認欲求の1つでもあります。

    では、逆にどうしたら魅力が消えていくのか?相手に求めることです。

    特にお金やものを求めれば、どんどん魅力を失っていきます。自分の

    お金やものを求められるのは正直あまりうれしくありません。

    ものでなくても相手に求めることで魅力は失われてきます。

    つまり、自己重要感を下げる行動・言動です。高めるの逆のこと

    をすれば、魅力は失います。

    ・承認しない

    ・けなす

    ・感謝しない

    ・存在を認めない

    ・相手の話を聞かない

    などなど。そういった言動や行動していくと、相手からの

    信頼や魅力は失われていき、魅力のない人間になってしまいます。

    言っていることはシンプルですが、今までの人生を振り返って

    どうだったのかを振り返るいい機会になるかと思います。


チャソすけは4回くらい読んではいるんですが、何回読んでも色あせない
素敵な本です。10,800円を高いととるか安いととるかは読んでみて
ください。